職名 |
教授 |
研究分野・キーワード |
建築、都市 |
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プロフィール |
1968年大阪市生 |
吉田 哲 (ヨシダ テツ)
YOSHIDA Tetsu
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取得学位 【 表示 / 非表示 】
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京都大学 - 学士(工学) 都市計画・建築計画
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京都大学 - 修士(工学) 都市計画・建築計画
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京都大学 - 博士(工学) 都市計画・建築計画
所属学会 【 表示 / 非表示 】
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1992年04月-継続中
日本建築学会 日本国
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1998年04月-継続中
日本都市計画学会 日本国
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2018年11月-2025年03月
日本ソーシャル・イノベーション学会 日本国
所属学会委員歴 【 表示 / 非表示 】
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2004年10月-継続中
2 : 委員・役員歴 日本建築学会 論文査読委員
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2004年10月-継続中
2 : 委員・役員歴 Journal of Asian Architecture and Building Engineering 論文査読委員
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2008年04月-継続中
2 : 委員・役員歴 日本都市計画学会 論文査読委員
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2008年05月-2010年04月
2 : 委員・役員歴 日本建築学会 近畿支部常議員
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2010年05月-2012年04月
2 : 委員・役員歴 日本建築学会 代議員
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
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閉校校舎の利用計画、研究
経常研究
研究期間:2024年07月 - 継続中
個人研究
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建築協定の更新判断支援、集会所更新支援
経常研究
研究期間:2022年07月 - 継続中
個人研究
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住民主体による介護保険外の高齢者向け訪問型日常生活支援団体の研究
科学研究費補助金
研究期間:2022年04月 - 継続中
個人研究
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樫原旧山陰街道地区・本陣のまちづくり、研究
経常研究
研究期間:2018年11月 - 継続中
国内共同研究
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高齢者の発意・主導による越境まちづくり活動とその支援の研究
科学研究費補助金
研究期間:2017年04月 - 2023年03月
国内共同研究
論文 【 表示 / 非表示 】
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地元小学校区外でのまちづくり活動への一高齢者の参加の時系列変化
吉田 哲 ( 単著 )
日本建築学会地域施設計画研究シンポジウム論文集 43 2025年07月
研究論文(学術雑誌) 日本語
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14069 AkameCultivate-移住×新規就農による持続的まちづくり-
新侑士, 吉田哲 ( 共著 )
日本建築学会建築デザイン発表梗概集 2024 138 - 139 2024年07月
研究論文(学術雑誌) 日本語
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14148西浦駅待合所の提案
三木竣平, 吉田哲 ( 共著 )
日本建築学会建築デザイン発表梗概集 2024 296 - 297 2024年07月
研究論文(学術雑誌) 日本語
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14250 「楽」のライブラリ提案-地域の人が立ち寄るまちライブラリ-
雪本紗弥香, 吉田哲 ( 共著 )
日本建築学会建築デザイン発表梗概集 2024 500 - 501 2024年07月
研究論文(学術雑誌) 日本語
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14257 堺打刃物の伝承工房
矢田紀真, 吉田哲 ( 共著 )
日本建築学会建築デザイン発表梗概集 2024 514 - 515 2024年07月
研究論文(学術雑誌) 日本語
著書 【 表示 / 非表示 】
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京都大学建築学100年の歩み
京都大学建築学教室創立100周年記念史出版編集委員会 ( 分担執筆 担当範囲:<座談会>望む/臨む(pp.249-266)、<コラム❸> 新型コロナ対策期の学部設計演習(pp.268-279)、<資料編>研究室配置図(pp.315-318)、履修要覧(pp.319-345)、 就職・進学別人数(pp.346-347) )
京都大学学術出版会 2021年03月 単行本(学術書) 日本語
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小さな空間から都市をプランニングする
日本都市計画学会 都市空間の作り方研究会編集 ( 分担執筆 担当範囲:1章小さな空間のつくり方から学ぶ、1・3⑫3m2からはじめるまちづくり(pp.115-123)/3章小さな空間から都市をプランニングする、3・3⑨ユニバーサルからダイバーシティへ向けて(pp.225-229)、 )
学芸出版社 2019年05月 単行本(学術書) 日本語
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Toward Sustainable Urban Infrastructure in East Asia (Urban Environment 4)
Edited by, Kiyoshi Kobayashi, Kebin He, Kakuya Matsushima, Chengwen Wang, Junzo Munemoto ( 分担執筆 担当範囲:19 Simulation of Land Use of Fifty-Large Factories Sites after Use Conversion Based on Indicies of Night Population, Environmental Load, and Municipal Tax Revenue. pp.251-271 )
京都大学学術出版会 2014年08月 単行本(学術書) 日本語
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建築MAP京都mini
ギャリー・間 ( 分担執筆 担当範囲:建築の再生pp.94-95, /東山の「景観問題」pp.112-113, /重要伝統的建造物群保存地区pp.128-129 )
TOTO出版 2004年09月 単行本(学術書) 日本語
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積層集住空間の計画手法に関する研究
積層集住空間研究会 代表 髙田光雄 ( 分担執筆 担当範囲:3.2 戸外からの視線とプライバシー意識-窓の遮蔽状態との関係-(pp.61-71) )
財団法人 住宅総合研究財団 1999年04月 単行本(学術書) 日本語
総説・解説記事 【 表示 / 非表示 】
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14069 AkameCultivate-移住×新規就農による持続的まちづくり-
新侑士, 吉田哲 ( 共著 )
日本建築学会建築デザイン発表梗概集 2024 138 - 139 2024年07月
研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 日本語
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8023支援提供範囲が小学校区より広い団体、支援延件数が多い団体-京都市における住民主体による高齢者向け日常生活支援団体の研究 その2-
濱地夏暉, 吉田哲, 長谷川楓真 ( 共著 )
日本建築学会大会学術講演梗概集 2024 45 - 46 2024年07月
研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 日本語
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8022支援提供範囲の判別分析、年間支援延件数の回帰分析-京都市における住民主体による高齢者向け日常生活支援団体の研究 その1-
長谷川楓真, 吉田哲, 濱地夏暉 ( 共著 )
日本建築学会大会学術講演梗概集 2024 43 - 44 2024年07月
研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 日本語
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8021都市近郊における高齢者向け有料買物配達の利用意向の判別
吉田 哲 ( 単著 )
日本建築学会大会学術講演梗概集 2024 41 - 42 2024年07月
研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 日本語
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14258 住吉津 文化の港
國吉怜壮, 吉田哲 ( 共著 )
日本建築学会建築デザイン発表梗概集 2024 516 - 517 2024年07月
研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 日本語
作品 【 表示 / 非表示 】
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大阪市城東区城東商店街アーケードフェスタ・インスタレーション計画
芸術活動
2024年10月 -
大阪府豊能町閉校施設利用計画
建築作品
2024年08月-2025年02月 -
京都市西京区阪急桂南集会所計画
建築作品
2024年08月 -
京都市西京区農業ため池公園化計画
建築作品
2024年08月 -
大阪市旭区まちライブラリー本棚デザイン・製作
その他
2024年04月
受賞 【 表示 / 非表示 】
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2021年度関西まちづくり賞 奨励賞
日本都市計画学会関西支部、関西まちづくり賞委員会 その他の賞
受賞国:日本国
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令和2・3年度 京都景観賞、景観づくり活動部門:市長賞
京都市 その他の賞
受賞国:日本国
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国土交通省令和3年度(第15回)バリアフリー化推進功労者大臣表彰
国土交通省 その他の賞
受賞国:日本国
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伏見区誕生90周年記念表彰
京都市 その他の賞
受賞国:日本国
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令和2年 京都市市民憲章推進者市長表彰
京都市 その他の賞
受賞国:日本国
競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示 】
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寺院を活用した医療的ケア児等の防災プログラムと災害時支援体制づくり
公益財団法人ともいき財団 公益財団法人ともいき財団助成金
研究期間:2025年04月 - 2026年03月
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学生連携によるアーケードフェスタとSNS・動画活用
大阪府 令和5年度 大阪府商店街等モデル創出普及事業
研究期間:2023年06月 - 2023年10月
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高齢者による商店街での買物荷物の配達支援の実証実験
京都大学こころの未来研究センター 令和3 年度、人文社会科学・文理 融合的研究プロジェクト
研究期間:2021年05月 - 2022年03月
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樫原本陣 まちの本陣プロジェクト
京都市 京都市誘導型まちづくりプランニング支援事業補助金
研究期間:2020年08月 - 2021年03月
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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歩いて暮らせるまちのつくり方 とまり木休憩所・おでかけベンチでの協働
吉田 哲
国内会議 第10回東淀川みらいEXPO✕カケル ヒガシヨドガワ 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
2024年09月 -
歩いて暮らせるまちのつくり方、優しいまちのシンボル コシカケでほっと一息
吉田 哲
国内会議 2024年度 中央区女性学習会年間プログラム、次世代にバトンをつなぐ SDGs 達成に取組もうVoL.5、~輝く未来のために日々自分自身をアップデイトしよう~ 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
2024年09月 -
歩いて暮らせるまちのつくり方
吉田 哲
国内会議 京都府スカイシニア大学、アクティブシニアライフコース講座 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
2024年09月 -
京都の町家の歴史
吉田 哲
国内会議 東洋大学国際地域学研修 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
2024年08月 -
戸田市「おやすみ処ネットワーク」と京都市伏見区「おでかけベンチ」での取組を通して
吉田 哲
国内会議 船場コモンズ研究会 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
2023年09月
ティーチング・ポートフォリオ 【 表示 / 非表示 】
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2022年度
教育の理念:
学生が大学に入学するまでの受験勉強で得る知識は、解き方までが定式化され、覚える対象としての知識であったと考えます。この延長として、これまでに建築学、建築計画学、建築設計やまちづくりの分野で語られた知識の大事な部分を筋道立てて、豊富な資料とともに理解しやすいよう吸収させることは教育の第一歩考えます。2年生、3年生までの学年で担当する各種の授業や演習では、十分な準備でこれにあたりたいと考えます。
また、私は上記を基盤として、特に4年生以上の研究室配属学生を中心とした学生に、日々、建築、まちで起きていることそのままの認識をまずは促し、そこで起きていることに、これまである既存の知識を当てはめて考えるにとどまらず、何が起きているかを虚心に理解し、どのようにすればそれはよい方向に向かうのか、を考え、たとえわずかであっても新しい知識を生み出すことを試みるように説きたいと考えています。これこそ新しい時代を担う学生たちへの教育の基本であると考えます。新たな知識を生み出す過程に立ち会い、小さいものでも成功体験を得させることも、変革の求められるこの時代に必要な教育のステップと考えており、学生にはその機会を与えたいと考えております。
新しく生み出す知識、それをベースとした建築、地域、都市の計画・設計こそ心踊る経験であり、その過程で得た成功体験こそが、学生達の卒業後の長い人生の中で心強いよりどころとなると考えるからです。日々更新していく新しい知識、計画・設計で自分を含めた世界・社会を新しく上書きする一端を担う学問が建築学であること、その過程に立ち会うことの楽しさを学生たちに伝え、ともに経験する教育を目指したいと考えています。教育の理念の具現化・成果等:
授業では、指定の教科書に加えて、授業ごとに関係する重要な参考文献、論文を多数読み込んだうえで毎回授業用スライドを作成し、これを授業用資料として印刷して学生に配布している。これをただ見るだけではなく、授業中に、重要な部分に下線を書きこませ、時には声に出して読ませ、図を板書して書き写させ説明している。また、授業ごとに復習テストを実施し、学生の理解度を毎回測るようにしており、これを成績の一部に取り込んで、学生の毎回の頑張りを評価している。さらにこの復習テストの全回分を問題集として授業の最終回の1回前に学生に配布している。この中から定期テストの問題、さらには達成度テストの問題を作成することとし、学生にこれを初回から明示することで定期試験、達成度試験への意欲および計画的な取組を誘導することとした。この結果、興味を持って学習に取り組んだ学生は、授業内容を越えた質問してくるようになり、一方で不可となって単位を落とす学生を減らしている。
設計演習では、個別の指導の中で設計課題に、計画面および構造や構法などで参考となる建築物の紹介を積極的に行い、設計作品のレベル向上を図った。この紹介により学生個々の興味や意欲は大幅にアップしていることを実感している。意欲的な学生は個々に演習後や、昼休み、放課後などに私の部屋に訪れてきており、時間を取ってこの対応をすることで学生個別の作品内容のブラッシュアップを図り、最終の優秀作品発表で選ばれる学生も毎回1-2作品私の系列から出ている。この一方で設計演習になじめない学生には意欲を失わせないような対応も心掛け、最低限押さえておかないといけない事柄に集中した指導を心掛け、単位を落とす学生が出てこないよう腐心している。
大学院授業では、建築や都市を計画する中で重要な視点である個人のプライバシー意識にフォーカスした授業および学生の課題発表を行わせている。この10‐20年ほどで、ハードとしてのコンピュータ、ソフトとしてのネットワーク、プログラム技術の飛躍的発展、AI技術の登場・進化により、プライバシーの意識、これを取巻き、規定・規制する社会環境が大きく変化しているという時代背景を十分に説明しながら、これを反映して建築や都市の計画が変化するのかどうか、新しく出てきた事例を、最新の技術と絡めながら論じている。年に数人は大変面白い論考を発表する者が出ており、大学院ならではの授業ができていると考えている。
研究室の4年生、大学院生には、私が携わるまちづくりの現場へ帯同し、BAAPなどの機会も含めてワークショップなどを企画することでともに作業をし、また見学会や説明会、シンポジウムに参加させる中で、各種のまちづくりがどのような状況から発しつつあるのか、これをどの方向へ向かわせるのがよいのか、背景や目的を含めて考えてもらうようにしながらの活動や作業参加とした。高齢者の外出支援のベンチの製作やこれに基づくシンポジウムの紹介、閉校予定の小学校施設の再利用計画などでこのような場面に参加をさせる一方で、私の書いた論文や総説記事、さらには関連する文献などをいくつも紹介することで、建築や都市を考える際に、考えておかないといけないことの幅を教示することができたと考える。また、夢ばかりの広がる学生の提案を地に足つけたものとすべく、建築・まちづくり関係の行政職員に参加してもらってゼミを行い、学生作品の講評会を行い、また、たびごとに知遇を得た外部の実務者や研究者とディスカッションの機会を設け、学外での講評会や展示会の機会も設けた。以上に示す機会を種々提供することにより、研究室に所属する学生はもとより、ゼミ配属を希望する3年生、建築文化研究会(学科内サークル活動)の1、2年生たちは、地に足ついた建築やまちづくりなどを考えることができるようになったと考えている。今後の目標・改善点等:
変化する時代に合わせて授業内容を年々ブラッシュアップさせていきたいと考えている。一方で学生たちの理解力や能力に応じた説明の量にするよう心掛け、授業がオーバーロードとならないよう、そして学生個々人の成果に高すぎるハードルを設けないよう、個々人の理解力や能力に応じた成果を求めることに気をつけたいとも考えている。長期的にこの加減を調整していきたい。設計演習ではトップ層を飛躍的に伸ばす指導はこれまで通り続ける一方で、単位を落とすことがないような配慮に基づいた指導の必要な学生を早期に見つけ指導法を柔軟に変えるよう心掛けたい。
研究やまちづくりの対象の京都のものがまだ多い。これを徐々に本学周辺の大阪にも軸足を移していき、2024年度は大阪をフィールドとした研究活動、まちづくり活動、これに基づく建築の計画や設計を展開し始めたと考えている。学生たちとともにこれに取り組む中で、専門とする建築計画学を深め、その楽しさを伝えたいと考えている。
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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建築計画II ( 講義 )
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建築計画III ( 講義 )
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設計演習II ( 演習 )
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設計演習III ( 演習 )
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建築演習II ( 演習 )
その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示 】
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まちのベンチ情報交流会ワークショップ企画、司会進行、まとめ
2024年11月その他 単独
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プレ配属ゼミ
2024年10月-2025年03月その他 単独
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京都SKYシニア大学アクテブシニアライフコース講座 講師
2024年09月その他 単独
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第10回東淀川みらいEXPO✕カケル ヒガシヨドガワ 講演
2024年09月その他 単独
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2024年度 中央区女性学習会年間プログラム、次世代にバトンをつなぐ SDGs 達成に取組もうVoL.5、~輝く未来のために日々自分自身をアップデイトしよう~ 講演
2024年09月その他 単独
学外の社会活動(高大・地域連携等) 【 表示 / 非表示 】
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行ってみる?やってみる?ほっこり休憩「深草おでかけベンチ」
2024年06月 -
京都府 府立綾部高等学校 出張講義
2024年05月4名の学生に講義および質疑
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京都市伏見区詳細図、深草学区区域図令和6年度版
2024年03月 -
あの町、この町でベンチを置く活動が広まっています
2024年02月