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有機合成化学 |
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所属学会 【 表示 / 非表示 】
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1996年03月-継続中
日本化学会 日本国
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1997年04月-継続中
有機合成化学協会 日本国
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2010年05月-継続中
日本農芸化学会 日本国
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2010年06月-継続中
近畿化学協会 日本国
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2019年06月-継続中
プロセス化学会 日本国
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
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きのこの健康増進機能に関わる天然物の網羅合成と認知症予防を志向した生物活性検定
科学研究費補助金
研究期間:2024年04月 - 2027年03月
個人研究
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認知症の予防・改善に資する神経保護分子の創製
科学研究費補助金
研究期間:2021年04月 - 2024年03月
個人研究
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神経変性疾患予防を指向した未解明天然物の網羅全合成と構造活性相関
科学研究費補助金
研究期間:2017年04月 - 2019年03月
全合成,構造活性相関,天然物,生物活性物質,細胞保護,ゲラニル-レゾルシノール,含臭素アセトゲニン,ステビオール,ジテルペン
個人研究
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多官能基性分子の直截的合成法および単一試薬・溶媒による連続反応の開発
科学研究費補助金
研究期間:2012年04月 - 2015年03月
直接合成法,生物活性物質,全合成,ゲラニル-レゾルシノール,含臭素アセトゲニン,立体特異的環縮小反応,シクロペンチルメチルエーテル,ワンポット反応
個人研究
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水中での酸化反応場となる両親媒性樹脂の創製(分担)
科学研究費補助金
研究期間:2010年04月 - 2013年03月
両親媒性樹脂,Oxone酸化
機関内共同研究
論文 【 表示 / 非表示 】
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Uncovering Hericenones from the Fruiting Bodies of Hericium erinaceus through Interdisciplinary Collaboration.
Junhong Wang, Jing Wu, Ryo Yamaguchi, Kaoru Nagai, Chengwei Liu, Jae-Hoon Choi, Hirofumi Hirai, Xiaonan Xie, Shoji Kobayashi, Hirokazu Kawagishi ( 海外大学に所属する教員との共著 )
Journal of Natural Products 88 ( 1 ) 80 - 85 2024年12月
研究論文(学術雑誌) 英語
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シクロペンチルメチルエーテル (CPME) および4-メチルテトラヒドロピラン (4-MeTHP) の基本有機化学特性と反応溶媒としての応用
小林正治 ( 単著 )
環境管理 60 ( 12 ) 26 - 33 2024年12月
研究論文(学術雑誌) 日本語
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Skeletal Isomerization of Ergosterol-5,8-peroxide Leading to the Discovery of Unprecedented Ergostanes and Collective Syntheses of 5,6-Epoxysterols and (+)-Sarocladione.
Saki Nagayasu, Hinata Togo, Kaoru Nagai, Shoji Kobayashi ( 共著 )
Chemistry - A European Journal e202403431 2024年10月
研究論文(学術雑誌) 英語
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認知症の予防・改善に資する神経保護薬の創製
小林正治 ( 単著 )
アグリバイオ 8 ( 9 ) 752 - 755 2024年08月
研究論文(学術雑誌) 日本語
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One-Pot Conversion of Benzyl Alcohols to N-Protected Anilines and Alkyl Alcohols to Carbamoyl Azides
Kobayashi, S.* Yamaguchi, R.; Yamamoto, F.; Komori, J.; Sakamoto, H. Kasashima, T.; Adriaenssens, L.; Lear, M. J. ( 海外大学に所属する教員との共著 )
Eur. J. Org. Chem. e202300786 2023年11月
研究論文(学術雑誌) 英語
総説・解説記事 【 表示 / 非表示 】
受賞 【 表示 / 非表示 】
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令和6年度リサイクル技術開発本多賞
一般社団法人産業環境管理協会 出版社・新聞社・財団等の賞
受賞国:日本国
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第19回有機合成化学協会関西支部賞
有機合成化学協会関西支部 国内学会・会議・シンポジウム等の賞
受賞国:日本国
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青葉理学振興会賞
青葉理学振興財団 その他の賞
受賞国:日本国
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第83春季年会学生講演賞
日本化学会 国内学会・会議・シンポジウム等の賞
受賞国:日本国
競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示 】
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きのこの健康増進機能に関わる天然物の網羅合成と認知症予防を志向した生物活性検定
日本学術振興会 科学研究費補助金
研究期間:2024年04月 - 2027年03月
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認知症の予防・改善に資する神経保護分子の創製
日本学術振興会 科学研究費補助金
研究期間:2021年04月 - 2024年03月
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神経変性疾患予防を指向した未解明天然物の網羅全合成と構造活性相関
日本学術振興会 科学研究費補助金
研究期間:2017年04月 - 2019年03月
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多官能基性分子の直截的合成法および単一試薬・溶媒による連続反応の開発
日本学術振興会 科学研究費補助金
研究期間:2012年04月 - 2015年03月
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神経成長因子産生誘導物質の実用合成と標的タンパク質の機能解析
鈴木謙三記念 財団法人 医科学応用研究財団 研究助成金
研究期間:2008年11月 - 2009年11月
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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ステロイド骨格の直接酸化によるキノコ由来酸化ステロール類の合成と構造決定
神田優衣、東郷ひなた、小林正治
国内会議 第69回香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会 口頭(一般)
2025年11月 -
生合成仮説に基づくグラヤノトキシンの化学変換に関する研究
東郷ひなた、鶴山大河、小林正治
国内会議 第69回香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会 口頭(一般)
2025年11月 -
臭素化ジヒドロフランのワンポット構築反応を利用した含臭素アセトゲニンの全合成研究
野田拓豊、小林正治
国内会議 第15回CSJ化学フェスタ2025 ポスター(一般)
2025年10月 -
Investigation of Divergent Methodology to Synthesize Amino Acid-Bound Isoindolinones Isolated from Mushrooms of Hericium Species
Audreyana Ariella, Kenta Tanaka, Shoji Kobayashi
国内会議 第15回CSJ化学フェスタ2025 ポスター(一般)
2025年10月 -
A Divergent Synthetic Strategy for Amino Acid-Functionalized Geranyl-Resorcinols from Mushroom Hericium erinaceus
Audreyana Ariella、Shoji Kobayashi
国内会議 JSBBA KANSAI 12th Student Forum 口頭(一般)
2025年10月
ティーチング・ポートフォリオ 【 表示 / 非表示 】
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2025年度
教育の理念:
自分で考え、主体的に行動できる学生を育成する。
教育の理念の具現化・成果等:
・研究室での指導では、質問型コミュニケーションである「コーチング」を実施している。学生の実験結果に対して即座に指示を与えるのではなく、「なぜこのような結果が出たか?この実験結果からどのようなことが考えられるか?次にどうすればよいか?」などを、まず学生自身に考えさせ、その答えに対して適切に助言することを心がけている。ディスカッションを繰り返すことにより、次第に研究課題に対する理解力が深まり、自立心や責任感の向上ならびに取り組み姿勢に変化が表れている。一方で、研究プロジェクトとして最低限しなければならないことは明確に伝え、プロジェクト構成員としての自覚も涵養する。研究成果と学生の育成を両立することは極めて難しい課題であり、現状の方法に満足せず、今後も様々な工夫をしていく必要がある。
・卒研生がいち早く自立して研究活動を実施できるように、約60ページからなる「実験指導書(卒研マニュアル)」を作成・配布している。記載内容は、①基本的な実験操作手順、②実験ノートの書き方、③研究要旨や報告書の書き方、④発表スライドの作り方、⑤実験方法やデータのまとめ方、⑥文献セミナーでの論評の仕方、⑦実験に関する基本理論や基礎データなどで構成されており、1年間の卒業研究を網羅する内容となっている。配属された学生は、この指導書に基づき実験、データ整理、報告書の作成などを行っており、結果的に自立心の向上に繋がっていると思われる。また、実験動画も継続的に作成しており(現在、約50の実験操作に関する動画を作成・公開済)、学生自身が自ら学び、確認しながら操作を実施できるような環境を与えている。
・授業に関しては、平常点の評価について自己評価制度を導入している。各回の提出課題(授業の目的に応じて予習課題とするか復習課題とするかは様々である)をまとめた冊子を初回の授業で配布し、学生は該当回の課題を毎回提出する。冊子の表紙に詳細な自己評価基準(学年に応じて変更)を記しており、学生はその基準に従って提出した課題を自己評価する。学生は明確な基準の下に自己評価するため、納得した平常点が得られるとともに、自主性、責任感、倫理感なども養われる。重要な点は、明確な基準(いわゆるルーブリック)を定めることであり、学生が迷いなく自己評価(AからE)を記入できるような指針を与えることである。自己評価制度を最初に導入した際は不正を行う学生も少なからずいたが、現在はほぼ全ての学生が不正をせず正直に自己評価を記入している。当然ながら、学生によって自己評価のばらつきがでるため(自分に甘い学生と厳しい学生がいる)、実際の評点において自己評価の度合いが大きく反映されないよう、配慮することは必要である。
・多くの担当授業で、講義資料の最後に補充課題(応用課題)を提示している。これは、習熟度の高い学生ややる気のある学生が、より向上心を持って難易度の高い問題に挑戦することを期待し、考える力と学びの自主性を醸成することを狙っている。補充課題は特に提出を求めず、あくまでも自主的に取り組む課題として位置づけているが、向上心のある学生の多くは取り組んでいるようである。なお、補充課題には、授業後一週間程度を目安に解説動画を公開しており、自力で解けなかった学生にも自主的な学びができるように工夫している。授業での理解が足りなかった学生が復習のために動画を閲覧することも考慮しており、できるだけ詳細な説明動画を作成している。
以上の方策によって、自主的に学ぶことの大切さと、知識が深まることの楽しさを感じてもらうのが狙いである。今後の目標・改善点等:
現在のところ、上で示した具現化例がそれなりに実を結んでいると考えている。特に上位層の意欲向上は感じられ、研究室での活動意欲にもつながっていると思われる。また、中〜下位層に相当する比較的向学心のある学生にも、動画解説や自己評価制度は前向きな傾向をもたらしていると考えられる。
今後の課題は、比較的向学心のない中〜下位層における修学意欲の向上であり、例えば、授業内で身近な物へのたとえ話を入れたり、五感を刺激するような教材を扱ったりすることで、興味を涵養することは一つの方策である。中〜下位層の学生は、勉強の目的、計画性、実際の取り組み方、集中力、習慣、野心などが不足しており、これらをいかに向上させ、学ぶことの楽しさを伝えながら上位層に追いつく気持ちを持たせるかが長期的な展望である。
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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有機化学I ( 講義 )
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国際研究セミナー ( 演習 )
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生命有機化学 ( 講義 )
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有機化学III ( 講義 )
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有機化学IV ( 講義 )
その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示 】
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第61回関西私立大学化学系学科懇談会での発表
2024年07月その他 共同
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第59回関西私立大学化学系学科懇談会での発表
2022年07月その他 単独
学外の社会活動(高大・地域連携等) 【 表示 / 非表示 】
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高校出張講義・賢明学院中学高等学校
2025年10月 -
関西万博への出展
2025年08月「キノコを食べて健康に:薬効成分の人工合成と生物活性の解明」の題目で出展した。
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高校出張講義・滋賀県立水口東高等学校
2024年12月 -
高校出張講義・大阪府立今宮高等学校
2024年06月 -
高校出張講義・大阪府立三島高等学校
2023年06月