職名 |
教授 |
研究分野・キーワード |
建築計画、建築人間工学、日常安全、避難安全、群集事故 |
プロフィール |
1955年大阪生まれ。1978年大阪大学工学部建築工学科卒業、1980年同大学院建築工学専攻修了。小河建築設計事務所、大阪大学助手、助教授を経て2007年から大阪工業大学工学部建築学科教授。1992年日本建築学会奨励賞、2007年日本建築学会賞(論文)受賞。博士(工学)、一級建築士。専門は建築計画学、建築人間工学、安全計画。主要共著に建築計画1・2(鹿島出版会)、建築計画基礎(学芸出版社)、建築人間工学事典(彰国社)、阪神・淡路大震災における避難所の研究(大阪大学出版会)ほか多数。2007年4月より現職。 |
吉村 英祐 (ヨシムラ ヒデマサ)
YOSHIMURA Hidemasa
|
|
所属学会 【 表示 / 非表示 】
-
1983年08月-継続中
日本建築学会 日本国
-
1983年09月-継続中
日本建築協会 日本国
-
1992年02月-継続中
日本火災学会 日本国
-
1992年04月-継続中
人間・環境学会 その他
所属学会委員歴 【 表示 / 非表示 】
-
1992年04月-2008年03月
日本建築学会安全計画小委員会 委員
-
1998年04月-2002年03月
日本建築学会建築計画委員会 幹事
-
2001年04月-2003年03月
日本建築学会 代議員
-
2004年04月-2008年03月
日本建築学会建築人間工学小委員会 主査
-
2006年06月-2018年03月
日本建築協会 理事
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
-
直通階段が1か所の建築物の避難安全対策
その他の研究制度
研究期間:2022年01月 - 継続中
避難安全, 直通階段, 既存不適格建築物
個人研究
建築基準法における直通階段の数に関する規定を整理し、直通階段が一か所の建築物における避難安全性を向上するための具体的な方法と、その誘導策を検討する。
-
認知症高齢者の逆行性喪失行動およびBPSDを緩和する居住環境デザイン手法の構築
科学研究費補助金
研究期間:2018年04月 - 2021年03月
認知症、行動観察調査、ビーコン、モックアップユニット
国内共同研究
-
建築の長寿命化を促進する建築関連法規の整備
研究期間:2015年04月 - 継続中
用途変更 リノベーション 建築基準法 緩和規定
個人研究
-
火災時における片まひ者の避難安全計画の研究
科学研究費補助金
研究期間:2015年04月 - 2018年03月
片まひ、避難、防火扉
国内共同研究
-
レミンセンスを導入した居住環境における認知症高齢者周辺症状緩和デザイン手法の構築
科学研究費補助金
研究期間:2015年04月 - 2018年03月
論文 【 表示 / 非表示 】
-
建築ストックの有効活用に資する減築手法の類型化と減築の概念整理
吉村 英祐 ( 単著 )
地域施設計画研究40 40 131 - 140 2022年07月
研究論文(学術雑誌) 日本語
-
異種構造による増築が行われた小規模テナントビルの リノベーションの可能性の検討
今岡 大亮,鄭 成龍,橋本 康平,吉村 英祐 ( 共著 )
地域施設計画研究40 40 329 - 334 2021年07月
研究論文(学術雑誌) 日本語
-
建物の設計寿命と使用期間のずれにより生じる 問題点に対する建築計画上の対応策
吉村 英祐、竹中 一希 ( 共著 )
地域施設計画研究38 38 245 - 254 2020年07月
研究論文(研究会,シンポジウム資料等) 日本語
-
戸建て空き家の活用を促進するための環境整備における ヘリテージマネージャーの役割について
吉村 英祐、上田 阿美里、阪田 晴宏 ( 共著 )
地域施設計画研究37 37 45 - 50 2019年07月
研究論文(研究会,シンポジウム資料等) 日本語
-
木造住宅ストックを中心とした用途変更を促進する緩和規定並びに誘導策の動向
上田 阿美里,吉村 英祐 ( 共著 )
地域施設計画研究36 ( 36 ) 119 - 124 2018年07月
研究論文(学術雑誌) 日本語
著書 【 表示 / 非表示 】
-
吉村 英祐, 梅宮 弘光, 大西 正宜, 岡 絵里子, 加藤 悠介, 阪田 弘一, 矢倉 鉄也, 大和 義昭 ( 監修 担当範囲:全般の監修、建築計画を学ぶにあたって(p.4-8)、 バリアフリーとユニバーサルデザイン(p.110-115)、各種建築物の安全計画(p.175-178) )
実教出版株式会社 2023年01月 教科書 日本語
-
保育施設における避難安全のバリアフリーデザインの手引き
林 広明、萩原 一郎、佐野 友紀、河合 邦治 他 ( 共著 )
日本建築学会 2021年11月 単行本(学術書) 日本語
-
医療施設における避難安全のバリアフリーデザインの手引き
萩原 一郎,関澤 愛,土屋 伸一 他 ( 共著 担当範囲:全般監修 )
日本建築学会 2018年11月 単行本(学術書) 日本語
-
新訂 建築計画2
岡田光正,柏原士郎,辻 正矩,森田孝夫,鈴木克彦 ( 共著 担当範囲:第2章 学校・幼稚園・保育所、第3章 図書館 )
鹿島出版会 2016年02月 単行本(学術書)
総説・解説記事 【 表示 / 非表示 】
-
競馬場の走路の回り方向
吉村 英祐 ( 単著 )
建築の研究 ( 建築研究振興協会 ) ( 263 ) 30 - 30 2023年01月
総説・解説(学術雑誌) 日本語
-
直通階段が1か所の建築物の避難安全
吉村 英祐 ( 単著 )
第61回火災科学セミナー(DVD) ( 日本火災学会 ) 2022年11月
講演資料等(セミナー,チュートリアル,講習,講義他) 日本語
-
トラック競技の回り方向
吉村 英祐 ( 単著 )
建築の研究 ( 建築研究振興協会 ) ( 262 ) 35 - 35 2022年10月
総説・解説(学術雑誌) 日本語
-
巡礼・踊り・順路の右回り・左回り
吉村 英祐 ( 単著 )
建築の研究 ( 建築研究振興協会 ) ( 261 ) 40 - 40 2022年07月
総説・解説(学術雑誌) 日本語
-
既存不適格か違反かの見極めを
吉村 英祐 ( 単著 )
火災 ( 日本火災学会 ) 72 ( 377 ) 36 - 37 2022年04月
総説・解説(学術雑誌) 日本語
作品 【 表示 / 非表示 】
-
遊ゆう かぼちゃのお家(改造)
建築作品
2003年12月 -
再生と共生をめざして「遊ゆう かぼちゃのお家」
建築作品
1999年11月 -
THE YY HOUSE
建築作品
1995年08月
受賞 【 表示 / 非表示 】
-
2007年日本建築学会賞(論文)
日本建築学会 その他の賞
受賞国:日本国
-
第8回(2005年度)関西まちづくり賞「庄屋屋敷を活用した平成の町衆によるまちづくり」
都市計画学会関西支部 その他の賞
受賞国:その他
-
日本建築学会奨励賞(論文)
1992年度日本建築学会大会 その他の賞
受賞国:日本国
競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示 】
-
火災時における片まひ者の避難安全を向上する建築計画の研究
日本福祉大学 科学研究費助成事業
研究期間:2021年04月 - 継続中
-
認知症高齢者の逆行性喪失行動およびBPSDを緩和する居住デザイン手法の構築
島根大学 科学研究費助成事業
研究期間:2018年04月 - 2021年03月
-
火災時における片まひ者の避難安全性向上の研究
研究期間:2018年04月 - 2021年03月
-
火災時における片まひ者の避難安全計画の研究
研究期間:2015年04月 - 2018年03月
-
レミンセンスを導入した居住環境における認知症高齢者周辺症状緩和デザイン手法の構築
研究期間:2015年04月 - 2018年03月
研究発表 【 表示 / 非表示 】
-
避難時間に基づく避難階段の必要数の概算方法(その2) -階許容避難時間内に避難が完了する場合の避難階段の配置・数・扉幅-
吉村 英祐, 加藤 幹
国内会議 日本建築学会大会 ( 北海道科学大学 ) 口頭(一般)
2022年09月【発表要旨集】 大会学術講演梗概集 7 - 8 2022年07月
-
避難時間に基づく避難階段の必要数の概算方法(その1) -居室避難時間が出口通過時間で決まる場合の人口密度と扉幅の関係-
加藤 幹,吉村 英祐
国内会議 日本建築学会大会 ( 北海道科学大学 ) 口頭(一般)
2022年09月【発表要旨集】 大会学術講演梗概集 5 - 6 2022年07月
-
直角歩行距離による最短経路に基づく居室出口の負担領域の決定方法(その 1)
加藤 幹,前山 航,吉村 英祐
国内会議 日本建築学会大会 ( 名古屋工業大学 ) 口頭(一般)
2021年09月【発表要旨集】 大会学術講演梗概集 1023 - 1024 2021年07月
-
直角歩行距離による最短経路に基づく居室出口の負担領域の決定方法(その 2) -直角二等分線による分割と直角歩行距離の等距離線による負担領域の比較-
前山 航,加藤 幹,吉村 英祐
国内会議 日本建築学会大会 ( 名古屋工業大学 ) 口頭(一般)
2021年09月【発表要旨集】 日本建築学会大会学術講演梗概集 1025 - 1026 2021年07月
-
蹴上げ・踏面寸法の組み合わせからみたユニバーサルデザインとしての緩勾配階段の可能性
藤本 幹也,吉村 英祐
国内会議 日本建築学会大会 ( 名古屋工業大学 ) 口頭(一般)
2021年09月【発表要旨集】 日本建築学会大会学術講演梗概集 1323 - 1324 2021年07月
ティーチング・ポートフォリオ 【 表示 / 非表示 】
-
2021年度
教育の理念:
1.ホーリスティックなデザイン教育の実践
計画・構造・環境を総合的にとらえるホーリスティックな建築デザイン教育を実践する。
2.地域および社会との連携
実在する敷地を対象とした設計課題、ユーザーその周辺住民や関係者の前での講評会の実施、近隣自治体との連携協力に基づくフィールド調査の実施等を通し、研究を通して実践的な教育を実践する。
3.大学院教育の充実
大学院における講義では、建築家・技術者の職能・倫理、安全・安心など、社会性の高いテーマをとりあげ、自ら考えさせる教育を実践する。
4.学生の自主的取り組みへの支援
自ら考え学ぶ姿勢が身につく課題設定と指導を心がける。特にゼミ生には、自ら考えることの大切さと真理探究のおもしろさを伝え、学生の潜在能力を引き出すことが重要と考える。
5.SDGs(持続可能な開発目標)の達成目標に即した教育
SDGsの17の達成目標のうち、特に建築分野との関連が深い目標9・11・12・13の達成に必要な問題意識の醸成と、目標に向かって自主的に行動するために必要な知識を身につける教育を実践する。
教育の理念の具現化・成果等:
上記の教育理念は、本学に着任した2007年度以前から有していた考え方であるが、「強・用・美」のバランスが重要であるとする本学建築学科の教育理念にもつながるものである。本学に着任以来、その教育理念を実践し改善を図ってきたが、同僚教員との日々の協働の結果が、教育の成果として現れている。
2021年度に「SDGs(持続可能な開発目標)の達成目標に即した教育」を追加したが、実際には本学に着任した2007年から環境負荷を低減する建築計画や設計教育を実践し、卒業研究のテーマとしてもとりあげてきた。SDGsが社会的に注目されはじめて以降、学生にも環境問題の重要性が浸透しつつあり、そのことは卒業設計や卒業研究、修士研究のテーマ選択にも現れている。今後の目標・改善点等:
学生と十分なコミュニケーション、同僚教員との緊密な連携と情報共有により、学生が有している無限の潜在能力を引き出すことについては、一定の成果を上げることができた。コロナ禍でやむなく導入したオンライン授業であったが、その利点や将来性が見えてくるとともに、対面授業の重要性を改めて認識した。これらの経験をもとに、学生の勉学意欲をいっそうかきたてる教育方法を、試行錯誤を重ねながら考究していく。
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
-
建築概論 ( 講義 )
曜日 : 木
時限 : 2
配当年次 : 1
配当学期 : 1 : 前期
開講回数 : 14
単位数 : 2
必須・選択種別 : 2 : 選択
分担教員数 : 4 -
基礎ゼミナール ( 講義 )
曜日 : 水
時限 : 5
配当年次 : 1
配当学期 : 1 : 前期
開講回数 : 7
単位数 : 1
必須・選択種別 : 2 : 選択
分担教員数 : 14 -
建築計画Ⅰ ( 講義 )
曜日 : 月
時限 : 3
配当年次 : 2
配当学期 : 1 : 前期
開講回数 : 14
単位数 : 2
必須・選択種別 : 3 : 選択必須
分担教員数 : 1 -
設計演習Ⅰ ( 演習 )
曜日 : 月
時限 : 3・4・5
配当年次 : 2
配当学期 : 1 : 前期
開講回数 : 14
必須・選択種別 : 1 : 必須
分担教員数 : 7 -
建築計画Ⅳ ( 講義 )
曜日 : 月
時限 : 4
配当年次 : 3
配当学期 : 2 : 後期
開講回数 : 7
単位数 : 2
必須・選択種別 : 3 : 選択必須
分担教員数 : 1
その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示 】
-
建築演習Ⅱの課題として「木の家設計グランプリ2021」への応募案の指導
2022年04月-2022年07月その他 単独
-
建築演習Ⅱの課題として「木の家設計グランプリ2022」への応募案の指導
2022年04月-2022年07月その他 単独
-
学生による実施を前提としたビルのリノベーション提案の指導と成果発表
2019年04月-2021年07月その他 単独
-
モノづくり企業の持続的イノベーションのためのデザイン思考・スタンダード戦略セミナー「災害時の木造応急仮設住宅を企画する。」
2016年07月-2017年02月視聴覚教材 共同
代表者名:吉村英祐 共同者名:白山敦子 主たる利用者:学生
-
瓜破東住宅 四大学学生による住戸自主改修実験
2014年07月-2014年10月その他 共同
代表者名:大坪 明(武庫川女子大学) 共同者名:江川直樹(関西大学),鈴木克彦(京都工芸繊維大学),吉村英祐(大阪工業大学)
学外の社会活動(高大・地域連携等) 【 表示 / 非表示 】
-
雲雀丘学園中学校 Door to Academia -出張講義-
2023年03月雲雀丘学園中学校が探究学習の一環として、中学3年生を対象に、大学の先生による出張講義を実施するDoor to Academiaにおいて、同校生徒に「そこから避難できますか?」と題して講演(2023年3月16日実施)。
-
韓国・梨泰院群集事故に対するコメント
2023年01月 -
都営住宅共用廊下転落死事故に対するコメント
2022年12月