職名 |
教授 |
出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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大阪大学 基礎工学研究科 情報数理系専攻 修士課程 修了 日本国
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大阪大学 情報科学研究科 コンピュータサイエンス専攻 博士課程 修了 日本国
所属学会 【 表示 / 非表示 】
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電子情報通信学会 日本国
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日本経営システム学会 日本国
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情報処理学会 日本国
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2003年10月-継続中
IEEE その他
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2017年05月-継続中
教育システム情報学会 日本国
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
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図形アニメーションを基盤とした並列プログラミングの学習支援システムの研究
科学研究費補助金
研究期間:2018年04月 - 2021年03月
個人研究
並列計算とは,プログラムの処理を複数の実行単位(プロセスやスレッド)に分け,それらを協調させながら同時に処理することで実行速度を高める手法である.近年,一般的なPC ですら2~8コアをもつマルチコアCPU を搭載しており,並列計算を行うプログラム(並列プログラム)をうまく書けば実行速度をコア数倍まで向上できる.しかし,現在,並列プログラムを書ける開発者は不足しており,一部の最先端の科学技術分野を除き,並列計算の活用は広まっているとはいえない.
並列プログラムを書ける開発者が増えない理由の1 つは,並列プログラミングの既存の学習環境では学習者の興味と意欲を維持しにくいことである.多くの場合,実行環境は端末ベースであるため面白みに欠け,学習教材は数値計算問題としているため数値計算自体に興味が無い者には難しい.
そこで本研究では,視覚効果を体感できる図形アニメーションに着目し,教育工学の観点から,並列プログラミングへの学習意欲を高く維持できる学習環境と学習教材を明らかにする.これにより並列計算技術の普及を促進し,計算資源の活用を最大化することで科学技術力の底上げに貢献する. -
ハードウェア非依存な教育向け並列プログラム言語とその処理系の研究
研究期間:2017年04月 - 2018年03月
並列計算, プログラミング, プログラミング教育
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ハードウェア非依存な教育向け並列プログラム言語とその処理系の研究
研究期間:2015年
並列計算, プログラミング, プログラミング教育
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並列再帰の実行方式を指定可能な並列化コンパイラの提案
研究期間:
並列再帰,負荷分散,マスタ・ワーカ法,コンパイラ
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シェルスクリプトの並列処理に関する研究
研究期間:
シェルスクリプト,並列計算
論文 【 表示 / 非表示 】
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回転透明板を用いた立体視が可能なペッパーズゴーストの視認性の向上
柴田龍一, 橋本渉, 水谷泰治, 西口敏司 ( 共著 )
映像情報メディア学会技術報告 2021年10月
研究論文(研究会,シンポジウム資料等) 日本語
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没入型映像システムにおける描画面加工によるベクションの提示の試み
山下知也, 橋本渉, 西口敏司, 水谷泰治 ( 共著 )
映像情報メディア学会技術報告 2021年10月
研究論文(研究会,シンポジウム資料等) 日本語
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フライ捕球における苦手原因を気づかせるVR支援システムの提案
上田浩嗣, 橋本渉, 西口敏司, 水谷泰治 ( 共著 )
日本バーチャルリアリティ学会大会論文集 2021年09月
研究論文(研究会,シンポジウム資料等) 日本語
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Presentation of a Three-Dimensional Image by Rotating Pepper's Ghost
Ryuichi Shibata, Wataru Hashimoto, Yasuharu Mizutani, Satoshi Nishiguchi ( 共著 )
Communications in Computer and Information Science 2021年07月
研究論文(国際会議プロシーディングス) 英語
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Presenting a Sense of Self-motion by Transforming the Rendering Area Based on the Movement of the User's Viewpoint
Tomoya Yamashita, Wataru Hashimoto, Satoshi Nishiguchi, Yasuharu Mizutani ( 共著 )
Communications in Computer and Information Science 2021年07月
研究論文(国際会議プロシーディングス) 英語
著書 【 表示 / 非表示 】
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Cプログラミングへの第一歩 --プログラムを作って学ぶ--
水谷 泰治
ムイスリ出版 2009年09月 単行本(学術書)
【原書情報】 椎原正次, 井上雄紀, 水谷泰治
受賞 【 表示 / 非表示 】
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奨励賞
電子情報通信学会 関西支部 その他の賞
受賞国:その他
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Best Paper Award
The 10th International Conference on High Performance Computing (HiPC 2003) その他の賞
受賞国:その他
競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示 】
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図形アニメーションを基盤とした並列プログラミングの学習支援システムの研究
研究期間:2018年04月 - 継続中
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ハードウェア非依存な教育向け並列プログラム言語とその処理系の研究
研究期間:2015年04月 - 2018年03月
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動的な自動チューニング機能をもつ並列実行方式の研究
研究期間:2006年04月 - 2008年03月
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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振動を付加したチャットコミュニケーションとその効果
松下陽菜, 橋本渉, 水谷泰治, 西口敏司
国内会議 教育システム情報学会関西支部学生研究発表会 ( オンライン ) 口頭(一般)
2021年03月 -
没入型VRを用いたオンライン理科教材共同学習環境
福本隼士, 西口敏司, 橋本渉, 水谷泰治
国際会議 教育システム情報学会関西支部学生研究発表会 ( オンライン ) 口頭(一般)
2021年03月 -
VR共有空間での化学反応の実験環境と教育支援に関する研究
Khanh Linh Nguyen, 橋本渉, 大西敦生, 西口敏司, 水谷泰治
国内会議 教育システム情報学会関西支部学生研究発表会 ( オンライン ) 口頭(一般)
2021年03月 -
没入型VRプログラミング環境における操作インタフェースの比較検討
大西敦生, 西口敏司, 水谷泰治, 橋本渉
国内会議 電子情報通信学会2020総合大会 口頭(一般)
2020年03月 -
非対称振動を用いた牽引力錯覚の二次元提示
春名悠介,橋本渉,西口敏司,水谷泰治
国内会議 インタラクション2020 ポスター(一般)
2020年03月
ティーチング・ポートフォリオ 【 表示 / 非表示 】
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2021年度
教育の理念:
プログラミングを単なる教養科目としてではなく,情報科学の専門科目として捉えて,プログラミング教育を通して学生が各分野の専門教育にスムーズに移行できることを目指している.
(1) 単なる文法の修得だけとするのではなく,情報科学の様々な分野に関連する問題を題材とする.これにより,プログラミングが情報科学における基礎技術であり,将来情報科学のどの分野に進んでもプログラミングを応用できる柔軟性を学生に身に付けてもらう.
(2) 学生には比較的規模の大きいプログラムの開発に取り組んでもらい,そのプログラムを文章で説明させる.プログラミングを学ぶ際に最初の取っ掛かりとして小さいプログラムを書くことは大事である.しかし,そのような小さいプログラムだけを書いていても応用力が身につかない.様々な要素技術を組み合わせ,時間を掛けて大きいプログラムの開発(特にデバッグ)に取り組み,その成果物に対して自らが振り返りを行うことがプログラミング技術そのものと応用力を高めるために不可欠であると考えている.
大学入学時点において学生のプログラミング学習経験は様々である.上記の(1)(2)に基いた課題を考案する際には,様々な水準の学生がいることに常に注意している.簡単に実現できるプログラムだけを書いていてもプログラミング技術は向上しないと考えられるため,初めてプログラミングを学ぶ者にとって少し難しいぐらいの難易度に調整している.また,プログラミングの経験がある学生にとって退屈なものとならないため,発展的な課題も合わせて出題することを常に心掛けている.教育の理念の具現化・成果等:
上述のプログラミング教育に対する理念の具現化として,以下のようなことを行う.
1年生のプログラミング演習では画像圧縮,整列アルゴリズムの実行時間計測,円周率の長桁計算といった問題を題材としている.1年生のプログラミング演習では繰り返し処理や配列,関数といったものを扱うが,それらの単なる書き方だけを学ばせるのではなく,画像処理技術,アルゴリズムの計算量,数値計算といった分野の題材に触れさせ,プログラミングのいろいろな応用分野に触れさせることも目的としている.
2年生のプログラミング演習ではデータ構造や抽象化といった内容を扱う.例えばデータ構造としてスタック,キュー,連結リストなどを扱い,抽象化としてはカプセル化や抽象データ型の概念と実現について扱う.これらを盛り込んだ課題として,数式を計算するプログラム(中置記法から逆ポーランド記法に変換し,それを計算する),連結リストを用いたデータ管理を行うプログラムの開発に取り組ませている.いずれの課題においても抽象化を意識してプログラムを書くように指導している.
上記の課題では,教育理念で述べたようにいくつもの発展的な課題も用意しており,学生のプログラミング経験や興味に応じてより高度なプログラム開発の経験を積めるようにも配慮している.
プログラミング演習だけでなく,情報ゼミにおいてもプログラム開発を主体とした教育を行っている.本学部の学生はシステムエンジニアなどの情報技術分野に就職することが多いため,大学3年次以降においても常にプログラム開発に取り組んでいる状態を維持することで,情報技術者としても技術向上を目指している.今後の目標・改善点等:
情報科学分野の様々な現実的な問題をプログラミング演習の課題に落とし込み,それらの課題への取り組みを通して問題解決の経験を積ませることが重要であると考えている.そのための題材となる問題の選定を行うことが今後は必要がある.
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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C演習II ( 演習 )
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計算機構成論II ( 講義 )
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計算機構成論I ( 講義 )
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基礎ゼミナール ( その他 )
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情報ゼミナール ( その他 )
その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示 】
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C演習Iにおける課題採点ツールの運用
2023年09月-2024年03月eラーニング 単独
代表者名:水谷泰治
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「C演習I」におけるオンライン受講許可制度の実施
2023年09月-2024年03月その他 単独
代表者名:水谷泰治
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講義「データベースシステム」における関係代数式の学習ツール
2023年09月-2024年03月eラーニング 単独